千葉で刑事事件に強い弁護士をお探しの方、無料相談をご希望の方へ。このページでは、「強姦事件の基礎知識」「強姦の冤罪事件への対応策」「強姦事件での示談の位置づけ、慰謝料の相場」など、強姦事件のよくある相談を読むことができます。
強姦罪とは。強姦事件の基礎知識
強姦罪とはどういった犯罪か教えてください。
強姦罪とは、女性に対し、暴行や脅迫などを用いて無理やり姦淫(セックス)をする犯罪です。
強姦罪とは?
強姦罪とは、暴行や脅迫などを用いて無理やり姦淫(セックス)をする犯罪です。
女性がお酒で泥酔する等して抵抗できないことをいいことにセックスをする場合にも準強姦罪として強姦罪と同様に扱われます。
強姦の意味は?
強姦は、暴行や脅迫などを用いて無理やり姦淫(セックス)をすることをいいます。レイプと表現されることもあります。
強姦未遂とは?
暴行や脅迫などを用いて無理やり姦淫(セックス)しようとすると、強姦の着手ありとされます。姦淫が終わると既遂となりますが、男性器を挿入しなければ未遂にとどまります。
強姦罪の時効は?
強姦罪の時効は10年です。10年経過後は裁判を起こされることがなくなります。
強姦事件の刑罰(死刑 懲役)
強姦罪の刑は、懲役3年以上20年以下と重い刑となっています。強姦事件の裁判で有罪になると、初犯でも執行猶予が付かない場合があるなど、かなり重い刑が言い渡されることが予想されます。
強姦事件は親告罪?
強姦罪は親告罪ですから告訴がなければ起訴されることはありません。被害者と示談をして許してもらい、告訴をしないでいてもらう、告訴されていても告訴を取り下げてもらうことで裁判になることを防ぐことができます。
強姦事件の告訴と被害届の違いは?
告訴とは、被害者らによる犯人を処罰してほしいという意思表示で、被害に遭ったことを申告するだけの被害届とは異なるものです。告訴は、被害者と示談をして許してもらうことで取り下げてもらうことができます。
強姦罪とは | 暴行や脅迫などを用いて無理やり姦淫(セックス)をする犯罪 | |
---|---|---|
準強姦罪とは | 女性がお酒で泥酔するなどして抵抗できないことをいいことにセックスをする場合 | |
刑罰 | 懲役3年以上20年以下 | |
親告罪 | 告訴がなければ起訴できない犯罪 | |
告訴と被害届の違い | 告訴 | 被害者が犯人の処罰を求める意思を示すこと |
被害届 | 犯罪の被害に遭ったことを申告すること |
強姦の冤罪事件への対応策は?
お互い合意の上でしたはずなのに、後日女性から強姦被害を訴えられた場合には、どうすればいいですか?
強姦事件でも冤罪の場合があります。
強姦冤罪被害に遭った場合、直ちに弁護士に相談し、速やかに今後の方針を決めて事件に対処しましょう。
強姦事件が冤罪になる場合とは?
このようなケースは、お互いの合意があってセックスしたのに、女性が事情を覚えていない場合、お互いの関係がこじれて腹いせで被害届を出す場合など男女トラブルが原因のことが多いです。
強姦冤罪で不起訴にするためには?
強姦冤罪で不起訴にするためには、こちらが「無実である」と一貫した主張をし続けることが重要です。そのためには、強姦事件に強い弁護士に依頼して、自分の主張を法的に整理して主張してもらう必要があるでしょう。事情によっては、相手と示談をして穏便に解決することも一つの選択です。
冤罪となる事例 | ・女性が事情を覚えていない ・関係がこじれて腹いせで被害届を出す |
---|---|
冤罪事件の対応 | ・弁護士と法的主張を整理して無実を主張していく ・示談をして穏便に解決する |
強姦事件で逮捕されたときの流れは?
強姦罪で逮捕されるとその後の手続きはどうなりますか?
強姦罪で逮捕されると、まず3日間身柄を拘束されます。次に勾留をされると最大20日間身柄を拘束されます。最終的には検察官から起訴・不起訴の判断が示されます。
強姦事件で逮捕されたときの流れは?
強姦事件で逮捕された場合、最長3日間身柄を拘束されます。その後、検察官・裁判官がさらに身柄拘束の必要がある判断すると勾留・勾留延長され、更に最長20日間身柄を拘束されます。
最終的には検察官が起訴するかどうかを判断します。起訴されると裁判になります。不起訴となればそこで事件は終わり、釈放され前科も付きません。
強姦事件で早期に釈放されるためには?
強姦事件で早期に釈放されるためには、できる限り早く示談をすることが大切です。強姦事件は告訴がなければ起訴できない犯罪ですから、被害者と示談をして告訴を取り下げてもらえるとその時点で釈放されることが多いです。
被害者との迅速・円満な示談を希望する場合には弁護士に依頼するとよいでしょう。
逮捕後の流れ | 逮捕(最長3日間)→勾留(最長10日間)→勾留延長(最長10日間)→起訴・不起訴 |
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早期釈放されるためには | ・被害者と早く示談をする ・弁護士を入れるとスムーズ |
強姦事件での示談のメリットは?慰謝料の相場は?
強姦で疑われたら刑務所行きは避けられないのですか?
そう考えるのは早いです。強姦罪は親告罪なので告訴がなければ起訴されない犯罪です。示談をして被害者に許してもらい告訴を取り下げてもらえると刑務所に行かずに済みますよ。
強姦事件の示談の位置づけは?
強姦事件において、示談は極めて重要です。強姦罪は親告罪です。親告罪とは、告訴がなければ起訴できない犯罪です。そのため、被害者と示談をして告訴を取り下げてもらえれば不起訴になります。仮に起訴されてしまった後であっても、その後示談をすることで 執行猶予が期待できます。
強姦事件の示談金の相場は?
強姦罪の示談金の相場は、100万円以上と高額です。そして、示談は被害者との交渉事ですから、蓋を開けると相場より低額になることもありますし高額になることもあるので注意して下さい。
強姦事件の慰謝料の相場は?
民事事件の慰謝料も、示談金の額と同じような額となることが多いです。刑事事件で示談をすると、民事事件の慰謝料などの問題も一挙に解決することができます。
強姦事件で示談すると不起訴になる?
検察官が起訴不起訴を決める前の段階で示談をすれば不起訴になります。強姦事件で不起訴となるためには、示談をすることが何より重要です。そのためには示談交渉の迅速さが要求されます。フットワークが軽く、迅速に動いてくれる弁護士に依頼すると良いでしょう。
強姦事件で示談すると執行猶予になる?
裁判になってしまった場合でも、初犯で事実関係に争いがなく、示談をしていれば執行猶予になる可能性は十分あります。裁判になってからでも示談をすることは重要です。
示談の位置づけ | 不起訴や執行猶予を獲得するために重要 |
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示談金の相場 | 100万円以上(民事の慰謝料も同様) |
起訴前の示談 | 不起訴になる |
起訴後の示談 | 執行猶予が期待できる |